この基板を持っている人ならば、誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。
なんで力一杯押し込まないと拡張スロットに入らないんだろう?それは、カードエッジが本体後方から見て左側に2mm程ずれて作られているためです。この基板を力任せに押し込んでしまった場合、ガイドレールが歪みコネクタには異常な力が加わり、短時間では破損に至らないまでも、極めて危険な状態です。
ということなので、拡張スロットを壊さないためにも基板の修正を行います。修正と言ってもカードエッジ部をずらす事は不可能なので、ずれている分だけ基板の外周を削ります。
削る側は『1 5 10 15 20 25 30 35 40』とハンダ面にあります。この『10 15 20 25 30 35 40』の一の位が半分無くなる程度まで削ります。削り過ぎると拡張スロットに挿入した際ガイドレールから脱落してしまうので、様子を見ながら削ります。
それと、この基板の謎として、カードエッジそばの表示があります。部品面には23~44、ハンダ面には1~22という表示があるのですが、X1の拡張スロットのピン番号と全く関係がありません。しかも、1~22の並びは、X1の拡張スロットのピン番号とは正反対という罠の様な事になっています。一体、何のための番号なのでしょう。兎に角、謎の多い基板です。
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