2016/06/15

光磁気ディスクへの対応

今やすっかり過去のデバイスとなったMOこと光磁気ディスク。

電源投入直後から読み出せるハードディスクと異なり、MOドライブでは電源投入直後に読み出しても読み出せません。そもそも電源投入直後に接続デバイスのチェックもせず、いきなり読み出す使い方がダメなんだけど、X1turboの場合はドライバを仕込むROM容量が厳しいわけで…

で、本題。

MOドライブは電源投入直後(メディア交換直後)にはユニットアテンション状態になっていて、このときに読み出しコマンドを実行してもチェックコンディションのステータスを返し、イニシエーター側にそれなりの対応を促してきます。

そこで、この状態から抜け出すための処理を追加するだけの簡単なというか、手抜きな対応。

チェックコンディションをクリアするためだけにリクエストセンスを実行し、戻ってくる情報は読み捨て(ヒドいw)。あとはROM容量との相談でしたが、実装してみると空き容量を数バイト残してなんとか対応。

変換番長からブートして、MOドライブに230MBのメディアを挿入してみると、無事にメディアを認識。フォーマット、SYSGENで起動ディスクの作成も正常終了し、MOからのブートも可能です。もちろん、メディアを交換しても大丈夫。

このMOドライブは640MB対応なので、2048バイト/セクタの640MBメディアはどうか…
640MBのメディアを挿入し、フォーマット…問題無しかな(以下略

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